失敗しない熱処理加工のポイント

ポイント2 適正な材料の使用

初歩的なことですが、熱処理に使用する材料は適正な材料を投入しなければなりません。


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想定以上の形状変化説明図 想定以上の形状変化説明図
図面上で指定されている材料と実際に使用される材料が違っていると、狙いの条件(硬度・じん性)が出ないばかりでなく、歪みの発生や後工程で割れの発生など様々なトラブルへとつながってしまいます。
矢印
想定以上の形状変化説明図
熱処理前の材料は色の違いなど、目視で見分けることは出来ません。熱処理に投入する材料として異材の混入は絶対に避けることが重要です。
異材が混入していた場合、熱処理後に目視で色の違いによって異材を発見し、除去することは可能な場合もありますが、熱処理に投入する前に異材の混入を防止することが重要です。
異材の投入を避けること!
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