同じ材質でも材料がバラついていると良好な熱処理効果を得ることは出来ません。
同じ材質であったとしても、製造ロットなどの違いにより、材料内部の含有カーボン量が異なると均一な熱処理効果を得ることは出来ません。
熱処理を行なっても硬度のバラつきなどが発生してしまいます。
熱処理を行なう材料は、極力バラつきが少なくなるようにすることが重要です。ロットが異なる場合は熱処理を分ける、条件を変えるなどの対策を行ない、狙いの効果が得られるように考慮することも必要です。
材料ロットなどによる、バラつきに注意すること!